斜里地区消防組合は、令和8年6月24日、山岳捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社と、「山岳における遭難救助・捜索活動の協力に関する協定」を締結しました。
本協定は、山岳における遭難者等の生命・身体・財産を保護するため、両者が相互に協力し、救助・捜索活動を迅速かつ的確に行うことを目的とするものです。今回の協定により、斜里地区消防組合は同社から、ココヘリ受信機および発信機の無償貸与を受け、山岳遭難時の救助・捜索活動に活用します。
〈導入により可能になること〉
1.捜索手法の転換
従来の山岳捜索は、ヘリコプターや地上隊員による「目視」での確認が中心でした。ココヘリ受信機を活用することで、発信機を携行している遭難者の電波を捉え、目視だけに頼らない捜索が可能となり、早期発見につなげます。
2.捜索の効率化・早期救助
発信機の電波を受信機で探索することで、捜索範囲を効率的に絞り込むことができます。これにより、限られた人員・時間の中でも、より効率的な捜索活動を行い、遭難者の早期発見・早期救助を目指します。
3.救助活動の安全性向上
電波による捜索で捜索範囲を絞り込み、限られた人員・資機材を効率的に配分できるようになります。また、捜索時間の短縮は、悪天候時や急峻な地形など危険を伴う条件下での活動時間を減らすことにも繋がります。今回貸与される発信機は、捜索・救助活動にあたる隊員の安全確保にも使用します。

ココヘリの受信機を持ちながら握手を交わす八木澤専務取締役(左)と山内管理者
