住宅火災で亡くなった人のうち6割は「逃げ遅れ」が原因で命を落としています。早く火災を知れば、助かった方も多かったはずです。このような背景を踏まえ、住宅火災による死者数の低減を目的とし、平成23年6月から住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。
住宅用火災警報器とは?
住宅火災による煙または熱をいち早く感知し、火災の発生を警報音や音声で知らせてくれる警報器や設備です。火災警報器の設置により、万が一火災が発生した場合でも素早く避難できるようになります。

設置する場所
設置場所は、ふだん就寝に使う部屋(寝室)に設置することとなっています。就寝に使用される子供部屋も含まれます。寝室が2階以上にある場合には、その階段にも設置しなければなりません。台所等は斜里地区消防組合の条例で設置義務はありませんが、任意で設置する場合は煙式で誤作動が発生しやすい場所には熱式を設置してもよいとされています。

点検・交換をしましょう!
住宅用火災警報器を設置していても正常に作動しなければ意味がありません。そのため、少なくとも年に2回以上は点検を行い正常に作動するか確認しましょう!
点検方法は簡単で、表面にあるボタンを押すか紐を引くことで正常に作動するか確認できます!
この時にメッセージや警報音が鳴らない場合は電池切れや故障の可能性があります。
義務化となってから10年以上が経過し、電池切れや故障している可能性がありますので今一度点検を行い、電池交換や高性能な最新型への交換をお願いします!

